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事 務 連 絡

令和2年6月 19 日

各都道府県知事 殿

内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長

厚生労働省健康局 長

新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の周知について

新型コロナウイルス感染症の拡大防止に資するよう、厚生労働省で開発を進めてい

た「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA:COVID-19 Contact Confirming

Application)」が本日リリースされました。

本アプリは、利用者が新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性がある

場合に通知を受けることができるものであり、感染の可能性をいち早く知ることが

できます。それにより検査の受診など保健所のサポートを早く受けることや外出自粛

など適切な行動を取ることができ、感染拡大の防止につながることが期待されます。

なお、個人が特定される情報や、陽性者と接触者(接触の可能性があると通知を受け

た者)との関係についての情報は一切記録されず、プライバシーは十分に保護されて

います。

本アプリは利用者が増えることで感染防止の効果が高くなることが期待されます

ので、各都道府県において、本アプリの活用について、住民、施設管理者及び催物等

の主催者に対して様々な広報媒体等を通じ広く周知していただきますようお願いい

たします。

また、貴都道府県内の市町村にも、本件について周知されるようお願いいたします。

あわせて、本アプリは、厚生労働省で導入している「新型コロナウイルス感染者等

情報把握・管理支援システム」(HER-SYS)と連携して運用することとなりますので、

引き続き、同システムの利活用についても、お願いいたします。

なお、本日、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策本部より各都道府県・保健

所設置市・特別区衛生主管部(局)宛に本事務連絡の写しを送付していることを申し

添えます。

【参考資料1】新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)チラシ

【参考資料2】新型コロナウイルス接触確認アプリについて(概要)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html

【参考資料3】新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(抜粋)

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【本件連絡先】

(本事務連絡全体について)

内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室

担当者:横澤田、西田、中山

電 話:03(6257)3087

(アプリの内容について)

厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部

疫学・データ班(旧クラスター対策班)

電 話:03(3595)2305(内線8281/8282)

(HER-SYS に関する連絡先)

厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部

保健班(旧対策班)

電 話:03(3595)2305(内線:8082/8083)

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厚生労働省

新型コロナウイルス

接触確認アプリ

COCOA

COVID-19 Contact Confirming Application

アプリのインストールや

詳しい情報はこちらから

自分をまもり、大切な人をまもり、

地域と社会をまもるために、

接触確認アプリをインストールしましょう。

COCOAは、新型コロナウイルス感染症の感染者

と接触した可能性について、通知を受け取ること

ができる、スマートフォンのアプリです

○本アプリは、利用者ご本人の同意を前提に、

スマートフォンの近接通信機能(ブルートゥー

ス)を利用して、お互いに分からないようプラ

イバシーを確保して、新型コロナウイルス感染

症の陽性者と接触した可能性について、通知を

受けることができるアプリです。

○利用者は、陽性者と接触した可能性が分かるこ

とで、検査の受診など保健所のサポートを早く

受けることができます。利用者が増えることで、

感染拡大の防止につながることが期待されます。

1メートル以内、15分以上の接触した可能性

・接触に関する記録は、端末の中だけで管理し、外にはでません

・どこで、いつ、誰と接触したのかは、互いにわかりません

※端末の中のみで接触の情報(ランダムな符号)を記録します

※記録は14日経過後に無効となります

※連絡先、位置情報など個人が特定される情報は記録しません

※ブルートゥースをオフにすると情報を記録しません

新 型 コ ロ ナ ウ イ ル ス 接 触 確 認 ア プ リ の イ ン ス ト ー ル を お ね が い し ます

*画面イメージ

厚労省 接触確認アプリ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html

新型コロナウイルス感染症対策推進室 内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室

( 参考資料1)

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問1 接触確認アプリとは、どのようなものですか。

利用者ご本人の同意を前提に、スマートフォンの近接通信機能(ブルートゥース)を利用して、お互いに分からないよう

プライバシーを確保して、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について、通知を受けることができます。

なお、本アプリはApple社とGoogle社が提供しているアプリケーション・プログラミング・インターフェイス(API)を元に開発し

ています。

問2 アプリを利用することで、どのようなメリットがありますか。

利用者は、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性が分かることで、検査の受診など保健所のサポート

を早く受けることができます。利用者が増えることで、感染拡大の防止につながることが期待されます。

問3 他の利用者との接触をどのように記録するのですか。

スマートフォンの近接通信機能(ブルートゥース)を利用して、ほかのスマートフォンとの近接した状態(概ね1メートル

以内で15分以上)を接触として検知します。近接した状態の情報は、ご本人のスマートフォンの中にのみ暗号化して記

録され、14日が経過した後に自動的に無効になります。この記録は、端末から外部に出ることはなく、利用者はアプリを

削除することで、いつでも任意に記録を削除できます。

ご利用のスマートフォン同士が、概ね1メートル以内の距離で15分以上の近接した状態にあった場合、接触として検

知される可能性が高くなります。機器の性能や周辺環境(ガラス窓や薄い障壁など)、端末を所持する方向などの条

件や状態により、計測する距離や時間に差が生じますので、正確性を保証するものではありません。

問4 個人情報が収集されることはないですか。

氏名・電話番号・メールアドレスなどの個人の特定につながる情報を入力いただくことはありません。他のスマートフォンと

の近接した状態の情報は、暗号化のうえ、ご本人のスマートフォンの中にのみ記録され、14日の経過した後に自動的に

無効になります。行政機関や第三者が接触の記録や個人の情報を利用し、収集することはありません。

問5 位置情報を利用するのですか。

GPSなどの位置情報を利用することはなく、記録することもありません。

問6 他の利用者との接触を検知する目安はありますか。

問8 アプリでは、どのような通知がきますか。

新型コロナウイルス感染症の陽性者が、本人の同意のもと、陽性者であることを登録した場合に、その陽性者と過去

14日間に、概ね1メートル以内で15分以上の近接した状態の可能性があった場合に通知されます。通知を受けた後

は、ご自身の症状などを選択いただくと、帰国者・接触者外来等の連絡先が表示され、検査の受診などが案内されます。

問9 新型コロナウイルス感染症の陽性者がアプリで登録したら通知はすぐにきますか。

利用者への通知は、1日1回程度となっております。アプリへの登録のタイミングによっては、すぐに通知されない場合が

あります。なお、アプリの設定で「通知をON」にしていただくと、通知があった場合に画面上に通知メッセージが表示されます。

問10 新型コロナウイルス感染症の陽性者と診断されましたが、アプリで登録しなかったらどうなりますか。

陽性者と診断された場合に、アプリへの登録は、利用者の同意が前提であり、任意です。登録いただくことで、あなたと

接触した可能性がある方が、検査の受診など保健所のサポートを早く受けることができます。

問11 陽性者との接触の可能性が確認されたとの通知を受けたら、何をすればいいですか。

アプリの画面に表示される手順に沿って、ご自身の症状などを選択いただくと、帰国者・接触者外来などの連絡先が表

示され、検査の受診などをご案内します。

問12 厚生労働省ではアプリで得た情報を何に利用するのですか。

厚生労働省では、アプリにより、利用者のデータを利用し、収集することはありません。利用者に氏名・電話番号などの

個人情報を入力いただくこともありません。

問7 利用はいつでも中止できますか。

いつでも任意にアプリの利用を中止し、アプリを削除することで、すべての過去14日間分までの記録を削除できます。

新 型 コ ロ ナ ウ イ ル ス 接 触 確 認 ア プ リ 利 用 者 向 け Q & A

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新型コロナウイルス接触確認アプリについて

厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部

内閣官房新型コロナウイルス感染症対策テックチーム事務局

2020年6月19日現在

※アプリは6月19日にリリースします。ご利用いただける機種、OSの情報は、厚労省ホームページに順次掲載しますのでご確認ください。

※資料の内容は、6月19日時点の準備内容に基づくものです。今後、変わりうる内容を含みますので、ご留意ください。

(参考資料2)

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○ 接触確認アプリは、本人の同意を前提に、スマートフォンの近接通信機能(ブルートゥース)を利用して、互いに分からな

いようプライバシーを確保して、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について通知を受けることができます。

○ 利用者は、陽性者と接触した可能性が分かることで、検査の受診など保健所のサポートを早く受けることができます。利用

者が増えることで、感染拡大の防止につながることが期待されます。

接触確認アプリは互いに分からない形で接触した可能性について通知を受けることができる仕組みです

利用に同意

1メートル以内、15分以上の接触した可能性

アプリをインストール

して利用

・ブルートゥースを利用し、近接した可能性がある場合に

ランダムな符号を交換して記録

・電話番号、位置情報など個人が特定される情報は記録しない

・近接に関する情報は、14日経過後に自動で無効となる

・利用の同意はいつでも撤回し、アプリを削除して、記録を

消去できる

※仕様は開示する

厚生労働省

陽性者との接触の可能性を通知。症状等に応じて検査の受診などを案内

PCR陽性

新型コロナウイルス

感染者等情報把握・

管理支援システム

(HER-SYS)

2陽性確定の事実と

処理番号を登録

3陽性者からの通

知である旨を処

理番号で照会

5近接した可能性を通知。

症状等に応じて、帰国者・接触

者外来等の受診までをアプリま

たはコールセンターで案内

保健所

1陽性者の把握、

健康観察等

(処理番号を送付)

4処理番号の確

認結果を回答

1の処理番号は、アプリではなく、新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム

から、本人が同システムに登録した携帯電話のSMS又はメールアドレスに送付

通知サーバー

通知サーバーでは、個人情報

や陽性者と接触者の関係が分

かる情報は管理しない

・PCR陽性でない方が登録しないよう、新型コロナウイルス感染者等情報把握・管

理支援システムから処理番号を本人に発行し、本人がアプリで入力する。

・通知を受けた方には、症状等に応じて、帰国者・接触者外来等の受診までを、

アプリまたはコールセンターで案内する。

・通知サーバーでは陽性者の暗号化情報のみを保持し、通知後に削除する。

陽性者と通知を受けた者との対応関係は、国・自治体では分からない。

・端末内のみでランダムな符号を生成して記録

(14日経過後に無効となる)

・どこで、いつ、誰との近接した状態か、互いにわからない

※連絡先、位置情報など個人が特定される情報は記録しない

※ブルートゥースをオフにすると記録しない

厚生労働省

6症状等に応じて案内され

た帰国者・接触者外来等

に予約、受診

1

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新型コロナウイルスの陽性が判明した場合、本人が同意して、本人がアプリで登録いただきます

新型コロナウイルス

感染者等情報把握・

管理支援システム

(HER-SYS)

PCR陽性 保健所

処理番号を通知

(SMS又はメースアドレス)

電話番号、メール

アドレスを登録 ・保健所等において、PCR検査等の際、HER-SYSに電話番号、

メールアドレスを登録。

・保健所において、アプリの利用の有無を本人に確認し、

HER-SYSに登録。処理番号を通知する。

※保健所の負担軽減の観点から、本人がアプリの利用の有無を自

ら登録して、処理番号の発行を受ける仕組みも検討。

○ 陽性者でない方がアプリで通知の登録をしないよう、本人がPCR検査等の際に新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支

援システムに登録した電話番号のSMS又はメールアドレスあてに、「処理番号」を通知します。

○ 本人が陽性の登録について同意し、本人がアプリの画面で「処理番号」を登録したら、通知の登録がされます。

画面イメージ

2

保健所から携帯番号のSMS又はメール

アドレスに通知された処理番号を入

力ください

※処理番号をHER-SYSに照会・確認。認証に

失敗した場合は、同画面内にエラー表示

陽性者である旨の

登録と他の利用者

への通知について、

同意いただきます

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利用開始後に最初に表示する画面

(メイン画面)

接触が確認されない場合 接触が確認された場合 画面イメージ

「陽性者との接触を確認する」を押下すると表示される画面

陽性者との接触の可能性があった場合に、本人が確認すると、通知を見ることができます

○ 陽性者との接触の可能性の情報は、メイン画面で表示するのではなく、本人が「確認」を選択すると確認できる流れとします。

(※)接触の可能性の情報は、1日1回程度、更新されます。

3

※接触の可能性が同一の者で

あるかどうかは、システム

でも判別しませんので、同

一の者でも一日単位で件数

が表示されます。

症状等に応じて、帰国

者・接触者外来等への

受診を案内

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通知がされた方には症状や身近な者の状況を選択すると検査の受診などを案内します

○ 速やかに最寄りの帰国者・接触者外来等を予約し、受診してください(マスク着用)。

※ 帰国者・接触者外来等の連絡先を表示

・検査結果が陽性だった場合、患者として対応。

・検査結果が陰性だった場合、下記の身近に接した人に関する質問を帰国者・接触者外来等で問診

し、該当する場合には、保健所に連絡。保健所から「濃厚接触者」として本人に連絡する。

○アプリの画面で入力する場合の流れ

「症状あり」の場合 → 帰国者・接触者外来等の速やかな予約と受診を案内

○ あなたは陽性者との接触の可能性が確認されていますが、家族や友人、職場の人など

2週間以内に身近に接した人で、以下のような方に心当たりはありますか。

・新型コロナウイルス感染症の感染者がいる。

・新型コロナウイルス感染症が疑われる症状※がある人がいる。

(厳密でなくとも、だいたいそう思われれば「はい」と回答ください)

「症状なし」の場合 → 身近な者に感染者等がいるかどうかを確認

○ 速やかに最寄りの帰国者・接触者外来等を予約

し、受診してください(マスク着用)。

○ 14日間は自宅で待機をお願いします。

※ 帰国者・接触者外来等の連絡先を表示

「はい」の場合

→ 濃厚接触者の可能性が高い/帰国者・接触

者外来等の速やかな予約と受診を案内

「いいえ」の場合

→ 濃厚接触者の可能性は高くない

○ 14日間は体調の変化に気をつけてくだ

さい。

○ 体調に変化があった場合は、以下を選択

ください。

「症状の有無を入力ください」※画面が遷移

※専用のコールセンターに照会した場合も同じに対応

4

○ 本人が症状の有無や身近な者の状況を選択すると、帰国者・接触者外来等(※)への受診までを案内します。

(※)都道府県によって、当面は、帰国者・接触者相談センターに連絡いただいた上で、帰国者・接触者外来等への受診を案内します。

※疑われる症状:息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状

重症化しやすい方で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状

これら以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く

※都道府県により当面は、帰国者・接触者相談センターを案内

※都道府県により当面は、帰国者・接触者相談センターを案内

○症状の有無を選択

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○ アプリを利用し、陽性者と接触した可能性が分かることで、検査の受診など保健所のサポートを早く受けることができ

ます。利用者が増えることで、感染拡大の防止につながることが期待されます。

広く利用されることで感染拡大の防止につながることが期待されます

・あなたご自身

・家族

・友人

・介護施設、福祉施設関係者

・幼稚園、保育園の保育士 など

あなたの身近にいる大切な方 近接するリスクが高い方

・販売業、接客業

・交通、バス、タクシー運転手

・配送業、物流業

・医療関係者

・介護・保育・福祉施設関係者

・高齢者

・糖尿病、心不全、呼吸器疾患 等

基礎疾患、感染リスクが高い方

・家族で

・職場で

・学校で

・地域のコミュニティで

※利用は本人の同意が前提です

※プライバシーは守られます

知っている人同士で利用を呼びかけ

・飲食店、百貨店、スーパーマーケット

・ホテル・宿泊施設、空港、飛行機

・バス、タクシー、鉄道、新幹線

・首都圏の通勤・通学の電車内

・多数の者が利用する施設

・医療機関での受診

・介護・福祉施設、保育所の利用

サービスの利用者に働きかけ

・政府機関、地方公共団体

・経済界、企業、NPO、NGO

・医療・福祉関係者、医療保険者

・学校、大学、教育機関 など

地域、企業等の協力

・スマホネイティブ世代

若い方々

5

[特に利用が想定される方々(イメージ)]

[利用の働きかけが想定される場面など(イメージ)]

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○新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針

令和2年3月28日(令和2年5月25日変更) 新型コロナウイルス感染症対策本部決定

三 新型コロナウイルス感染症対策の実施に関する重要事項

(3)まん延防止

2)催物(イベント等)の開催制限

また、スマートフォンを活用した接触確認アプリについては、世界各国の公衆衛生当局において開発と導入が

進められているところ、我が国においても導入が検討されており、接触率の低減、感染の拡大防止に寄与するこ

と等を周知する。

6)緊急事態宣言解除後の都道府県における取組等

(催物(イベント等)の開催)

催物等の開催にあたっては、その規模に関わらず、「三つの密」が発生しない席配置や「人と人との距離の確

保」、「マスクの着用」、催物の開催中や前後における選手、出演者や参加者等に係る主催者による行動管理等、

基本的な感染防止策が講じられるよう、主催者に対して強く働きかけるとともに、参加者名簿を作成して連絡先

等を把握しておくことや、導入が検討されている接触確認アプリの活用等について、主催者に周知すること。

8)クラスター対策の強化

5 政府は、個人情報の保護及びプライバシーに十分配慮しながら、スマートフォン開発会社が開発しているア

プリケーションプログラミングインタフェース(API)を活用した接触確認アプリについて、接触率の低減及

び感染の拡大防止に寄与すること等の国民理解を得つつ、新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援シス

テム(HER-SYS)及び保健所等と連携することにより、より効果的なクラスター対策につなげていく。

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○ 各端末で、日次鍵と接触符号が生成され、陽性の判明時に、本人の同意のもと、必要な鍵のみを通知サーバーに登録します。

○ これにより、公衆衛生当局においても陽性者、接触者・未接触者の情報をもたずに、接触者に通知がされる仕組みとしています。

利用者の端末で

生成される符号

10分程度

ごと生成

・1日に1度ランダムな符号を「日次鍵」として生成

・端末内に格納され、14日間の経過後に無効となる

・陽性時に本人が同意して本人が自ら登録すると、診断鍵が通知サーバー

にアップロードされる

日次鍵

(Temporary Exposure Key)

(参考)近接した状態に関する情報は、端末から外部に出ることはなく、プライバシーが確保された仕組みです

接触符号

(Rolling Proximity Identifier)

・10分程度ごとに更新されBluetoothで互いに交換される符号

・5分単位で相手の符号の時間を計測して記録

・端末内に格納され、14日間の経過後に無効になる

一定のハッシュ関数で一方向に変換され、

接触符号からは日次鍵をたどれない

1一定時間以上、近接した可能性

接触符号 接触符号

接触符号 接触符号

互いに相手の接触符号を

Bluetooth通信で取得

2相手において陽性と判明

本人の同意のもと、診断鍵(感染してい

た可能性がある期間の日次鍵と関連する

時間情報を元に構成)を端末から通知

サーバーに送信

※通知の際は、本人が陽性であることに

ついて、公衆衛生当局が関与

通知サーバー

(Diagnosis Server)

※日次鍵は、過去14日分を対象とする

※通知サーバーは公衆衛生当局が運営する

接触符号

14日間に近接した可

能性がある相手の接

触符号のリスト

通知サーバー

3自分が接触していたかどうかを確認

診断鍵

(Diagnosis Key)

診断鍵(日次鍵と関連する

時間情報を元に構成)を全

端末に配付

接触符号

端末内で診断鍵を

もとに陽性者の接

触符号を生成

一致するかどうかを端末内で

※Bluetoothをオフにすると通信せず、 判定、一致すれば検出通知

互いに接触符号も取得しない

7

※ Apple/GoogleのAPIの仕様のドキュメントから作成

診断鍵

(Diagnosis Key)

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○ 各国のアプリは、プライバシーへの配慮と公衆衛生の使用目的などにより、取得する情報の範囲や管理の仕組みが異なります。

○ 日本のアプリは、プライバシーに最大限に配慮して、電話番号などの個人情報や位置情報は取得せず、利用しない仕組みです。

(参考:各国の比較)日本のアプリは、電話番号などの個人情報や位置情報を取得せず、利用しない仕組みです

1Apple/GoogleのAPIを利用した仕組み

・プライバシーに最大限に配慮した仕組み。アプリでは、個人情報や位置情報を取得しない。

・アプリの利用や陽性者の登録は、本人の同意が前提。同意はいつでも撤回し、本人が記録を削除できる。

・公衆衛生当局は、誰と誰が近接した距離にいたか(陽性者と接触者との関係)は、アプリでは把握できない。

・アプリを起動し続ける必要がないので、利用しやすく、消費電力も抑えられる。

・近接の記録は、ランダムな符号で個人の端末内のみに記録。外部には出さず、中央サーバーでも管理しない。

日本、ドイツ、スイス、ラトビア、デンマーク、ポーランドなど

2近接情報の記録など、アプリを独自に開発した仕組み

・プライバシーに配慮しつつも、位置情報や電話番号など個人情報を取得する仕組み。

・ブルートゥースを利用する場合は、アプリを起動し続ける必要があり、消費電力がかかり、利用しづらい。

・近接の記録は、公衆衛生当局の中央サーバーで管理する。

シンガポール、インド、オーストラリア、イギリスなど

3スマートフォンで感染者や個人の動向を把握する仕組み

・スマートフォンで、位置情報、電話番号など個人情報を取得する仕組み。決済情報などで個人の行動歴も把握。

・公衆衛生当局の中央サーバーで管理する。

中国、韓国、台湾

(※)内閣官房新型コロナウイルス感染症対策テックチーム(令和2年5月8日)資料を参考にして作成

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問1 接触確認アプリとは、どのようなものですか。

利用者ご本人の同意を前提に、スマートフォンの近接通信機能(ブルートゥース)を利用して、お互いに分からないようプライ

バシーを確保して、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について、通知を受けることができます。なお、本アプ

リはApple社とGoogle社が提供しているアプリケーション・プログラミング・インターフェイス(API)を元に開発しています。

問2 アプリを利用することで、どのようなメリットがありますか。

利用者は、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性が分かることで、検査の受診など保健所のサポートを早く受

けることができます。利用者が増えることで、感染拡大の防止につながることが期待されます。

問3 他の利用者との接触をどのように記録するのですか。

スマートフォンの近接通信機能(ブルートゥース)を利用して、ほかのスマートフォンとの近接した状態(概ね1メートル以

内で15分以上)を接触として検知します。近接した状態の情報は、ご本人のスマートフォンの中にのみ暗号化して記録され、14

日が経過した後に自動的に無効になります。この記録は、端末から外部に出ることはなく、利用者はアプリを削除することで、

いつでも任意に記録を削除できます。

ご利用のスマートフォン同士が、概ね1メートル以内の距離で15分以上の近接した状態にあった場合、接触として検知される

可能性が高くなります。機器の性能や周辺環境(ガラス窓や薄い障壁など)、端末を所持する方向などの条件や状態により、計

測する距離や時間に差が生じますので、正確性を保証するものではありません。

問4 個人情報が収集されることはないですか。

氏名・電話番号・メールアドレスなどの個人の特定につながる情報を入力いただくことはありません。他のスマートフォンと

の近接した状態の情報は、暗号化のうえ、ご本人のスマートフォンの中にのみ記録され、14日の経過した後に自動的に無効にな

ります。行政機関や第三者が接触の記録や個人の情報を利用し、収集することはありません。

問5 位置情報を利用するのですか。

GPSなどの位置情報を利用することはなく、記録することもありません。

問6 他の利用者との接触を検知する目安はありますか。

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問8 アプリでは、どのような通知がきますか。

新型コロナウイルス感染症の陽性者が、本人の同意のもと、陽性者であることを登録した場合に、その陽性者と過去14日間に、

概ね1メートル以内で15分以上の近接した状態の可能性があった場合に通知されます。通知を受けた後は、ご自身の症状などを

選択いただくと、帰国者・接触者外来等の連絡先が表示され、検査の受診などが案内されます。

問9 新型コロナウイルス感染症の陽性者がアプリで登録したら通知はすぐにきますか。

利用者への通知は、1日1回程度となっております。アプリへの登録のタイミングによっては、すぐに通知されない場合があり

ます。なお、アプリの設定で「通知をON」にしていただくと、通知があった場合に画面上に通知メッセージが表示されます。

問10 新型コロナウイルス感染症の陽性者と診断されましたが、アプリで登録しなかったらどうなりますか。

陽性者と診断された場合に、アプリへの登録は、利用者の同意が前提であり、任意です。登録いただくことで、あなたと接触し

た可能性がある方が、検査の受診など保健所のサポートを早く受けることができます。

問11 陽性者との接触の可能性が確認されたとの通知を受けたら、何をすればいいですか。

アプリの画面に表示される手順に沿って、ご自身の症状などを選択いただくと、帰国者・接触者外来などの連絡先が表示され、

検査の受診などをご案内します。

問12 厚生労働省ではアプリで得た情報を何に利用するのですか。

厚生労働省では、アプリにより、利用者のデータを利用し、収集することはありません。利用者に氏名・電話番号などの個人

情報を入力いただくこともありません。

問7 利用はいつでも中止できますか。

いつでも任意にアプリの利用を中止し、アプリを削除することで、すべての過去14日間分までの記録を削除できます。

問13 アプリに関する不具合や意見などは、どこに連絡すればいいですか。

大変お手数ですが、メール(appsupport@cov19.mhlw.go.jp)にてご連絡いただきますよう、お願いいたします。

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(目的)

第1条 本利用規約は、厚生労働省が提供する接触確認アプリケーションの利用に

関し、これを利用するすべての者に適用される利用条件その他の事項を定める

ことを目的とします。

(定義)

第2条 本利用規約で使用する用語の定義は、次の各号のとおりとします。

一 「接触」とは、概ね1メートル以内の距離で、15分以上の近接した状態に

あった可能性が高い状態をいいます。

二 「陽性者」とは、新型コロナウイルス感染症の陽性診断が確定した者をい

います。

三 「接触確認アプリケーション」及び「本アプリ」とは、スマートフォンの

近接通信機能(Bluetooth)を利用し、人と人との接触を検知及び記録し、あ

るアプリ利用者について陽性者であることが判明した場合に、当該陽性者の

同意のもと、当該陽性者との間で過去14日以内に接触を確認された他のアプ

リ利用者が、当該陽性者について個人として識別可能な情報を受け取ること

なく、自らが過去14日以内に陽性者と接触したことがある旨の情報について

通知を受けることができるアプリケーションをいいます。

四 「アプリ利用者」とは、本アプリを利用して、本アプリが提供するサービ

スの利用を行う者をいいます。

五 「アプリ導入端末」とは、本アプリを導入したスマートフォン端末をいい

ます。

六 「日次鍵」とは、アプリ導入端末において、当該端末と一対一の対応関係

を持ち、24時間単位で変更される識別子をいいます。

五 「接触符号」とは、アプリ導入端末において、日次鍵をもとに生成され、

10分単位で変更される識別子をいいます。

六 「通知サーバー」とは、アプリ導入端末と連携して、アプリ利用者が必要

事項に同意の上でアプリ導入端末から登録した日次鍵を管理し、一定の条件

の下で当該日次鍵を他のアプリ利用者のアプリ導入端末に提供する機能を有

する、厚生労働省が管理するサーバーをいいます。

七 「管理システム」とは、新型コロナウイルスの陽性者及び濃厚接触者の情

報を管理するため、厚生労働省が運用し、都道府県及び保健所設置市におい

て利用される、新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システムを

いいます。

八 「処理番号」とは、アプリ利用者が陽性者であると判明した場合に、管理

システムから当該アプリ利用者に対して、ランダムに発行され、通知がされ

る無意かつ一時的な番号をいいます。

(本利用規約への同意)

第3条 アプリ利用者は、本利用規約の定めに従って本アプリを利用しなければな

らず、本利用規約の内容を十分に理解した上で、本利用規約に同意しない限り、

本アプリを利用できません。

2 アプリ利用者は、実際に本アプリの利用を開始した場合には、本利用規約の内

容を十分に理解した上で、本利用規約に同意したものとみなされます。

(本アプリによる情報の生成、記録及び提供等の仕組み)

第4条 アプリ利用者は、本アプリの利用を開始する前に、本アプリによる情報の

生成、記録及び提供等の仕組みに関する次に掲げる事項について、十分に理解し

た上で、本利用規約に同意し、本アプリの利用を開始しなければなりません。

一 アプリ利用者のアプリ導入端末において自動的に日次鍵が生成され、記録さ

れるとともに、記録された日次鍵は、生成から14日が経過した後に自動的に無

効となること。

二 アプリ利用者のアプリ導入端末において接触符号が自動的に生成され、記録

されるとともに、記録された接触符号は、生成から14日が経過した後に自動的

に無効となること。

三 アプリ利用者及び接触状態にある他のアプリ利用者がそれぞれのアプリ導入

端末のBluetoothを起動している間に限り、Bluetoothを利用して、(i)自らの

アプリ導入端末において生成され記録されている接触符号が、接触状態にある

他のアプリ利用者のアプリ導入端末に自動的に提供され、記録されるとともに、

(ii)当該他のアプリ利用者のアプリ導入端末において生成され記録されている

接触符号が、自らのアプリ導入端末に対して自動的に提供され、記録されるこ

と。

四 前号によりアプリ導入端末に記録された他のアプリ利用者の接触符号は、記

録から14日が経過した後に自動的に無効となること。

五 アプリ利用者が、自らが陽性者であると判明した場合において、(a)他のア

プリ利用者のアプリ導入端末に自らのアプリ導入端末に記録された日次鍵が提

供され、かつ、(b)他のアプリ利用者のうち14日以内に自らと接触状態となっ

たことのある者については当該陽性者を個人として識別可能な情報の提供を受

けずに不特定の陽性者との接触した可能性がある旨を知ることができる状態と

なることについて、別途同意した場合は、(i)管理システムに別途登録した自

らの携帯電話番号又はメールアドレスに通知された処理番号を自らのアプリ導

入端末に入力することにより、(ii)当該アプリ導入端末から通知サーバーを経

由して管理システムに対し、入力された処理番号が陽性者に対して発行された

ものであるか否かの照会が行われ、(iii)管理システムから通知サーバーに対

し、当該照会された処理番号が陽性者に対して発行されたものであるか否かに

ついての回答が行われること。かかる照会の結果、当該照会された処理番号が

陽性者に対して発行されたものである旨の回答が行われた場合は、陽性者自ら

のアプリ導入端末に記録された日次鍵が、通知サーバーを経由して他のアプリ

利用者のアプリ導入端末に自動的に提供され、当該他のアプリ利用者のアプリ

導入端末において、最大で過去14日間分さかのぼって当該他のアプリ利用者の

アプリ導入端末内に記録された接触符号の検索が自動的になされ、一致する接

触符号の記録があることが判明した場合には、当該他のアプリ利用者のアプリ

導入端末において、不特定の陽性者との接触の可能性についての通知がされる

こと。

2 アプリ利用者は、実際に本アプリの利用を開始した場合には、前項の内容を十

分に理解した上で、本利用規約に同意したものとみなされます。

○接触確認アプリケーション利用規約 (令和2年6月 日 厚生労働省健康局結核感染症課)※利用開始日を設定

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(本アプリ等に関する知的財産権等)

第5条 厚生労働省がアプリ利用者に提供する一切のサービス、プログラム及び各

種著作物(本利用規約及び利用手順書等を含みます。以下同じ。)に関する著

作権及び著作者人格権、商標権その他の知的財産権並びにノウハウその他の知

的財産に係る権利は、全て厚生労働省に帰属します。

2 アプリ利用者は、本アプリの利用に際し、厚生労働省がアプリ利用者に提供す

る一切のサービス、プログラム及び各種著作物を次の各号のとおり取り扱うも

のとします。

一 本利用規約に従った本アプリの適正な利用のためにのみ使用すること。

二 複製、改変、編集、頒布等を行わず、また、リバースエンジニアリングを

行わないこと。

三 営利目的の有無にかかわらず、第三者に貸与、譲渡若しくは承継し、又は

担保の設定をしないこと。

四 厚生労働省が指定する者が表示した著作権表示又は商標権表示を削除又は

変更しないこと。

3 前2項にかかわらず、オープンソースの利用に関連して、当該オープンソース

の規定に従う必要がある事項については当該規定が優先します。当該オープン

ソースに関しては、 https://github.com/Covid-19Radar/Covid19Radarにおい

て確認することができます。

(利用可能時間及び利用の停止等)

第6条 本アプリの利用可能時間は、原則として24時間365日とします。ただし、

管理システムの運転状況により、本アプリの一部の機能の提供ができない場合

があります。

2 厚生労働省は、次の各号のいずれかに該当すると認められる場合は、アプリ利

用者に対し、事前に厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策に関するウエ

ブサイト又は本アプリ内に掲載した上で、本アプリの利用の停止、休止又は中

断をさせることができるものとします。ただし、緊急を要する場合は、事前に

通知することなく本アプリの利用の停止、休止又は中断をさせることができる

ものとします。

一 本アプリの運用機器等のメンテナンスが予定される場合

二 電気通信事業者の役務が提供されない場合

三 天災、事変その他の非常事態が発生した場合又は本アプリの運用に係る重

大な障害が発生した場合

四 法令又はこれに基づく措置により、本アプリの運用が不可能となった場合

五 その他、厚生労働省において、本アプリの利用の停止、休止又は中断が必

要と判断した場合

3 厚生労働省は、本アプリの利用が著しく集中した場合には、本アプリの利用を

制限することができるものとします。

(禁止事項及び遵守事項)

第7条 アプリ利用者は、本アプリの利用に当たり、次の各号に掲げる行為を行って

はなりません。

一 本アプリを本来の目的以外の目的で利用すること。

二 不正アクセス行為、本アプリのサーバーやネットワークシステムに支障を与

える行為、本アプリを不正に操作する行為、本アプリの不具合を意図的に利用

する行為をすること。

三 類似又は同様の問い合わせを必要以上に繰り返す行為、提供者に対し不当な

要求をする行為、その他の提供者による本アプリの適正な管理及び運用並びに

第三者による本アプリの利用を妨害し、これらに支障を与える行為をすること。

四 本アプリに対し、ウイルス・マルウェア等に感染したファイルを故意に送信

すること。

五 法令若しくは公序良俗に違反する行為又はそのおそれがある行為、反社会的

勢力に対する利益供与その他の協力行為、提供者又は第三者になりすます行為、

意図的に虚偽の情報を流布させる行為をすること。

六 第三者の個人情報、利用情報などを不正に収集、開示又は提供する行為をす

ること。

七 その他、本アプリの適正な運用に支障を及ぼす行為又はそのおそれがある行

為であると厚生労働省が判断する行為をすること。

2 厚生労働省は、アプリ利用者が前項各号のいずれかに該当する行為を行った場合

又は行うおそれがあると認められた場合は、事前に通知することなく、当該アプ

リ利用者による本アプリの利用を停止させることができるものとします。

3 アプリ利用者は、本アプリの利用に当たり、以下の事項を遵守するものとします。

一 複数のスマートフォン端末を保有する場合は、できる限り、最も利用する一

の端末に本アプリを導入すること。

二 アプリ導入端末を第三者に持ち歩かせないようにすること。

三 本アプリが更新され、アプリ利用者においてダウンロードが可能な状態に

なったときには、アプリ導入端末に最新のアプリケーションをダウンロードし

て更新すること。

四 アプリ導入端末を第三者に譲渡、承継若しくは貸与し、又は破棄する場合は、

あらかじめ本アプリを削除すること。

(アプリ利用者の設備等)

第8条 アプリ利用者は、本アプリを利用するために必要なすべての機器及びソフト

ウェア(スマートフォン端末及び通信手段に係るすべてのものを含みます。)を

自己の負担において準備するものとします。その際、必要な手続は、アプリ利用

者が自己の責任で行うものとします。

2 本アプリを利用するために必要な通信費用その他本アプリの利用に係る一切の費

用は、アプリ利用者の負担とします。

3 アプリ利用者が未成年者である場合は、当該アプリ利用者は、親権者その他の法

定代理人が本アプリの利用に同意した上で、自らに対してその使用を認めたス

マートフォン端末を使用して、本アプリを利用するものとします。

4 アプリ利用者が本アプリを利用する際の環境状況は、厚生労働省の新型コロナウ

イルス感染症対策に関するウエブサイトに掲載する条件とします。

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(免責事項)

第9条 厚生労働省は、本アプリを利用すること(利用に際してウイルス・マルウェア

等に感染したことその他理由の如何を問いません。)又は利用できないこと(本アプ

リの利用の停止、休止、中断若しくは制限、本アプリの動作不良又は通信回線の障害

その他理由の如何を問いません。)その他本アプリに起因又は関連してアプリ利用者

又は第三者が被った損害について一切の責任を負わないものとします。但し、厚生労

働省が自らの故意又は重大な過失によりかかる損害の全部又は一部を生じさせたもの

である場合は、かかる損害の当該全部又は一部については、この限りではありません。

2 アプリ導入端末間の距離の測定は、Bluetoothの信号強度に依っており、Bluetooth

信号が通過するバリア(ガラス窓や薄い障壁など)があるかどうかを考慮する仕組み

ではなく、アプリ導入端末の性能、所持する方向などの条件や状態によって測定値に

差が生じるため、本アプリで計測する接触の距離と時間について正確性を保証するも

のではありません。

(アプリの利用中止及び記録の削除)

第10条 アプリ利用者は、いつでも任意に、本アプリをアプリ導入端末から削除するこ

とにより、本アプリの利用を中止できます。本アプリをアプリ導入端末から削除した

場合は、その端末に記録されていた情報は、全て削除され、復元はできません。

(本利用規約の変更)

第11条 厚生労働省は、必要があると認めるときは、アプリ利用者に対し事前に通知を

行うことなく、いつでも本利用規約を変更することができるものとします。

2 厚生労働省は、本利用規約の変更を行った場合には、遅滞なく厚生労働省の新型コ

ロナウイルス感染症対策に関するウエブサイト又は本アプリ内に掲載するものとし、

変更後の本利用規約はかかる掲載がなされた時点からその効力を生ずるものとします。

3 前項に規定する変更後の本利用規約の掲載後に、アプリ利用者が本アプリを実際に

利用した場合には、当該利用の時点で、アプリ利用者は変更後の本利用規約の内容を

十分に理解した上で、変更後の本利用規約に同意したものとみなされます。

(譲渡等禁止)

第12条 本アプリの利用権は、第三者に譲渡、貸与、承継、相続又は担保として提供す

ることはできません。

(連絡方法)

第13条 本アプリに関するアプリ利用者から厚生労働省への連絡は、本アプリ内又は厚

生労働省の新型コロナウイルス感染症対策に関するウエブサイト内に掲載し、厚生労

働省が指定する方法により行っていただきます。

(準拠法及び合意管轄)

第14条 本利用規約及び本アプリの利用に関連するすべての事項の準拠法は、日本法と

します。

2 本アプリの利用に起因又は関連して厚生労働省とアプリ利用者との間に生じたすべ

ての紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

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○接触確認アプリケーションプライバシーポリシー (令和2年6月 日 厚生労働省健康局結核感染症課)※利用開始日を設定

厚生労働省は、接触確認アプリケーション(以下「本アプリ」といいます。)の提

供に関し、適用ある法令を遵守するとともに、利用者のプライバシーの保護に最大限に

配慮し、以下のポリシーにより、本アプリを提供します。

1 本アプリの仕組み

1 アプリ利用者(本アプリを利用して、本アプリが提供するサービスの利用を行う者

をいいます。以下同じ。)のアプリ導入端末(本アプリを導入したスマートフォン

端末をいいます。以下同じ。)において自動的に日次鍵(アプリ導入端末において、

当該端末と一対一の対応関係を持ち、24時間単位で変更される識別子をいいます。

以下同じ。)が生成され、記録されます。

2 アプリ利用者のアプリ導入端末において接触符号(アプリ導入端末において、日次

鍵をもとに生成され、10分単位で変更される識別子をいいます。以下同じ。)が自

動的に生成され、記録されます。

3 アプリ利用者及び接触(概ね1メートル以内の距離で、15分以上の近接した状態に

あった可能性が高い状態をいいます。以下同じ。)状態にある他のアプリ利用者が

それぞれのアプリ導入端末のBluetoothを起動している間に限り、Bluetoothを利用

して、(i)自らのアプリ導入端末において生成され記録されている接触符号が、接触

状態にある他のアプリ利用者のアプリ導入端末に自動的に提供され、記録されると

ともに、(ii)当該他のアプリ利用者のアプリ導入端末において生成され記録されて

いる接触符号が、自らのアプリ導入端末に対して自動的に提供され、記録されます。

4 アプリ利用者が、自らが陽性者(新型コロナウイルス感染症の陽性診断が確定した

者をいいます。以下同じ。)であると判明した場合において、陽性者である旨をア

プリにおいて登録する場合には、(i)管理システム(新型コロナウイルスの陽性者及

び濃厚接触者の情報を管理するため、厚生労働省が運用し、都道府県及び保健所設

置市において利用される、新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システ

ムをいいます。以下同じ。)に別途登録した自らの携帯電話番号又はメールアドレ

スに通知された処理番号(アプリ利用者が陽性者であると判明した場合に、管理シ

ステムから当該アプリ利用者に対して、ランダムに発行され、通知がされる無意か

つ一時的な番号をいいます。以下同じ。)を自らのアプリ導入端末に入力すること

により、(ii)当該アプリ導入端末から通知サーバー(アプリ導入端末と連携して、

アプリ利用者が必要事項に同意の上で端末から登録した日次鍵を管理し、一定の条

件の下で当該日次鍵を他のアプリ利用者のアプリ導入端末に提供する機能を有する、

厚生労働省が管理するサーバーをいいます。以下同じ。)を経由して管理システム

に対し、入力された処理番号が陽性者に対して発行されたものであるか否かの照会

が行われ、(iii)管理システムから通知サーバーに対し、当該照会された処理番号が

陽性者に対して発行されたものであるか否かについての回答が行われます。

5 かかる照会の結果、当該照会された処理番号が陽性者に対して発行されたものであ

る旨の回答が行われた場合は、陽性者自らのアプリ導入端末に記録された日次鍵が、

通知サーバーを経由して他のアプリ利用者のアプリ導入端末に自動的に提供され、

当該他のアプリ利用者のアプリ導入端末において、最大で過去14日間分さかのぼっ

て当該他のアプリ利用者のアプリ導入端末内に記録された接触符号の検索が自動的

になされ、一致する接触符号の記録があることが判明した場合には、当該他のアプ

リ利用者のアプリ導入端末において、不特定の陽性者との接触の可能性についての

通知がされます。

2 厚生労働省が本アプリを用いて取得する情報及び取得しない情報

(1) 厚生労働省が取得する情報

・ 厚生労働省は、本アプリを用いて、以下に掲げる情報を取得します。

1 上記14のプロセスにおいて取得する陽性者の処理番号

2 上記15のプロセスにおいて取得する陽性者の日次鍵

(2) 厚生労働省が取得しない情報

・ 厚生労働省は、本アプリを用いて、(1)記載の情報以外の情報(以下に掲げる

情報を含みますが、これらに限られません。)を取得しません。

・ 厚生労働省は、本アプリを用いて、アプリ利用者から、名前、生年月日、性別、

住所、電話番号、メールアドレス、端末の位置情報その他のアプリ利用者を個

人として識別可能な情報を取得しません。

・ アプリ導入端末間の接触状態に関する情報は、アプリ利用者が保有する各々の

アプリ導入端末内で暗号化した状態で記録され、アプリ導入端末同士の接触に

関する情報は、アプリ利用者を含めいかなる者も把握することはできず、厚生

労働省もその情報を取得しません。

・ 厚生労働省は、本アプリを用いて、陽性者を個人として識別可能な情報を取得

しません。そのため、厚生労働省が、陽性者の同意のもと当該陽性者との間で

の過去14日以内における接触に関する情報について、他のアプリ利用者が本ア

プリによる通知を受け取る際に、当該通知を受ける者に対し、当該陽性者を個

人として識別可能な情報を提供することもありません。

・ 厚生労働省は、本アプリを用いて、陽性者と接触の可能性がある旨の通知を受

けた者について、個人として識別可能な情報を取得しません。そのため、厚生

労働省が、本アプリを用いて、当該陽性者に対し、通知を受けた者を個人とし

て識別可能な情報を提供することもありません。

・ 厚生労働省は、本アプリを用いて、陽性者との接触の可能性がある旨の通知を

うけた他のアプリ利用者と当該陽性者との間の対応関係や接触の日時に関する

情報を取得しません。

3 厚生労働省が取得する情報の利用目的及び利用方法

(1) 処理番号

・ 厚生労働省は、本アプリにおいて陽性者でない者が陽性である旨の登録をする

ことを避けるために、厚生労働省が取得した2(1)1記載の陽性者の処理番号を使

用します。すなわち、陽性者であるアプリ利用者が本アプリにおいて自ら陽性で

ある旨の登録をする際に管理システムから当該陽性者に対して処理番号を発行の

上通知し、陽性者がアプリ導入端末で処理番号を入力することにより厚生労働省

の通知サーバーが取得した処理番号は、通知サーバーから管理システムに対する

、入力された処理番号が陽性者に対して発行されたものであるか否かの照会に使

用され、当該処理番号が陽性者に対して発行されたものであることが確認されて

はじめて陽性である旨の登録が完了するという仕組みをとっています。

・ 厚生労働省は、かかる目的以外の用途には、取得した処理番号を用いません。

処理番号は、入力された処理番号が陽性者に対して発行されたものであるか否か

の確認が完了した後、アプリ、通知サーバー及び管理システムのそれぞれにおい

て、直ちに削除されます。

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15

(2) 日次鍵

・ 厚生労働省は、14日以内に陽性者であるアプリ利用者と接触状態となったことの

ある可能性のある他のアプリ利用者に対してその旨を通知するために、厚生労働省

が取得した2(1)2記載の陽性者の日次鍵を使用します。すなわち、陽性者である

アプリ利用者の陽性登録完了により厚生労働省の通知サーバーが取得した陽性者の

日次鍵が他のアプリ利用者のアプリ導入端末に提供され、当該端末内に記録された

接触符号が自動的に検索された結果、一致する接触符号があった場合に、当該他の

アプリ利用者に対して陽性者との接触可能性についての通知がなされるという仕組

みをとっています。

・ 厚生労働省は、陽性者であるアプリ利用者が陽性である旨の登録を希望する場合

は、あらかじめ、(a)他のアプリ利用者のアプリ導入端末に自らのアプリ導入端末

に記録された日次鍵が提供され、かつ、(b)他のアプリ利用者のうち14日以内に自

らと接触状態となったことのある者については当該陽性者を個人として識別可能な

情報の提供を受けずに不特定の陽性者との接触した可能性がある旨を知ることがで

きる状態となることについて、本アプリ上で改めて明示的な同意を取得します。

・ 厚生労働省は、かかる目的以外の用途には、取得した日次鍵を用いません。日次

鍵は、各アプリ導入端末において生成されてから14日が経過した後に自動的に無効

となります。

4 同意の撤回と記録の削除

・ 本アプリの利用に関する同意は、アプリ導入端末から本アプリを削除する方法に

よりいつでも撤回できます。アプリ利用者が上記の方法により同意を撤回した場合

は、アプリ利用者のアプリ導入端末内に記録された全ての情報は、削除され、復元

できなくなります。

・ アプリ導入端末に記録された他のアプリ利用者との接触に関する情報(他のアプ

リ利用者のアプリ導入端末に記録された接触符号)は、暗号化されて記録され、14

日の経過後に、自動的に無効となります。

5 アプリ利用者の情報の管理

・ それぞれの導入端末の接触に関する情報は、あくまでそれぞれの導入端末内で管

理され、導入端末から外部には提供されません。

・ 厚生労働省は、アプリ利用者のプライバシーの確保に支障が生じないよう、本ア

プリのシステムの運用において、不正アクセス、ウイルス・マルウェア等に対する

適正な情報セキュリティ対策を講じます。本アプリのシステムの運用の一部を委託

する場合には、当該委託先に対しても、適正な情報セキュリティ対策を講じさせま

す。

・ 厚生労働省は、本アプリの運用において、本アプリ以外のシステム等(管理シス

テムを含みますが、これに限られません。)を通じて国又は地方公共団体が管理す

る特定の個人を識別可能な情報と照合することによりアプリ利用者個人の識別につ

ながることがないよう、取り扱うデータに関する適正な安全管理措置を講じます。

本アプリの運用の一部を委託する場合には、当該委託先に対しても、適正な安全管

理措置を講じさせます。

6 プライバシーに関するお問い合わせ先

・ 本アプリの利用におけるプライバシーに関するご質問等については、本アプリ

内又は厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策に関するウエブサイト内に掲

載し、厚生労働省が指定するお問い合わせ窓口までお問い合わせください。

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公開日から1か月間は試行版(プレビュー版)です。OSを確認してインストールください

○ 利用のスマートフォンにより、App Store またはGoogle Playからインストールをいただくことができます。

○ 公開日から1カ月間は試行版(プレビュー版)となります。試行版は、ご利用いただく状況も参考にしつつ、デザイン・機

能などの修正を予定しておりますので、最新アプリにアップデートいただきますようお願いいたします。

【iPhone端末の場合】 iOS 13.5以上 【Android端末の場合】 Android 6.0以上

○利用可能な機種一覧(下記のHPで順次掲載します)

○厚生労働省のホームページで随時、更新して掲載しますのでご確認ください

アプリのインストールや

詳しい情報はこちらから 厚労省 接触確認アプリ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html

新型コロナウイルス

接触確認アプリ

COCOA

COVID-19 Contact Confirming Application